看護師の仕事は、薬や病気、検査や治療など多くの知識を必要とします。
看護師になるために大学や専門学校で学びますが、医療は日々進歩しており、現役看護師にも勉強し続けることが必要です。
消化器外科病棟に勤める看護師を例に考えてみます。
実際に患者さんに接して仕事をしていると、学校で学んできた知識だけでは全く足りません。
専門分野の深い知識が必要になってきます。
患者さんのカルテを見れば多くの疾患や内服薬があり、手術後に看護する上で注意点となってきます。
糖尿病がある患者さんであれば、点滴による血糖値の変動を観察する必要がありますし、食事開始後の内服薬についても知識が必要となってくるため、理解が乏しければその都度調べます。
学習をする際に職場の先輩に聞いたり、情報交換をしたりするのも良いですが、それに加えて自分でしっかり勉強することが必須です。
インターネットでもできますが、すべての情報が正しいかどうかは分からないので、専門分野については本を購入することをおすすめします。
消化器外科病棟には、看護の本や消化器外科の本が置いてあることが多いため、それらを参考にして購入しましょう。
病院内の研修に参加したり、病院ごとの学習データベースを活用するのもよいでしょう。
それらの学習で得た知識については、職場の方と共有するとより理解が早まります。
人に説明することでより記憶に残り、違った点があれば修正してもらうことも可能です。
自分が学んだこと以外に覚えておくべきことを先輩看護師などに教えてもらえれば、より知識も広がります。
他の人と共有する方法が出来ない場合はまずは自分で勉強できる環境づくりやモチベーション作りなどしらべてみてください。
そして次に自分に合った参考書の選び方や効率的な勉強方法など現役看護師必見の勉強方法を知り、自分に合った方法で勉強し続けましょう。